精神障がい者にも入院医療費助成を！

長野市に転院してビックリ！ 私の息子は中学生の時に不登校になり躁うつ病と診断されました。３年ほど自宅療養をしてから大検予備校に通い、大学受験資格を得て通院しながらですが東京の郊外の大学に進学し無事卒業しました。 その後は大学の研究室に通っていましたが、ある週末に新宿に出かけていた時、折り悪く東日本大震災に遭遇して都内の混乱に巻き込まれ大変な体験をしたようでした。 その後に躁うつ病が悪化して入退院を繰り返していました。 コロナの流行で入院が長引き、4年ほど前に長野市の病院に転院させたのですが、医療費が急に高くなりびっくりしました。医療費以外にも洗濯代なども取られて出費がかさみました。 長野県でも東京都のように精神障がい者にも入院医療費の補助をして頂きたいと思いました。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長野市在住 F.I(父親)

「声にならない声」 ストレス耐性を削られ、弱り切った精神疾患の私達が精神科に入院してまず心配事を突きつけられるのが、お金の話である。 実際、入院して知り合った方から入院費が支払えない、入院が続けられないかもしれないという声を耳にしたし、月百万円弱の金額に限度額適用（国保）など利用しても３〜４万の入院費だけでなくベッド代、食事代、洗濯代、寝巻や雑貨等を含めれば８万円前後が支払いに当てられる。 精神疾患は他の疾患を患っている人が多いと聞く、私もその一人である。入院中にしろ、退院後も定期的に病院に通うと、財布は圧迫され、初診料や検査や手術、続いて入院ともなればもう足が出てしまう。 福祉にお金をさけない、入院が増える、などという担当者の答弁に私はつい感情的になり発言の場で声を荒げてしまった。 はいそうですかと諦めて、苦渋に耐えて粛々と生活する、声にならない声を押さえて生活する多くの人達はあまりにも悲しすぎると思う。 松本市在住M.I（当事者）

医療費の負担軽減を要望します 通院に加えて入院費まで支払うと生活が大変です。入院費は福祉医療費の対象にならないので精神障害者にも対象にしてもらえることを強く要望します。 2023年1月に総合病院内科に8日間入院しました。抜歯の為に必要な治療入院で、入院費（食費、差額ベッド代含む）は限度額認定証をもらい自己負担分が３５，４００円でした。 差額ベッドは個室で無いと心身共に安静に休めない為、病院側にも配慮してもらいました。 私に個室で休むことは、安心して治療に臨む為に必要な医療です。差額ベッド代は全て自己負担です。医療費は合計約18万円になりました。差額ベッド代を除いた医療が高額医療費で戻ってきたのは約一年後でした。 必要な入院とは言え、入院費の負担が一か月分の給与を上回り、経済的、精神的負担が大きいです。精神疾患だけでなく、内科、歯科等、他科の治療も必要です。健康に暮らす為にも、医療費の軽減を望みます。 精神疾患があると生命保険にもなかなか入れない現状があります。がん保険は入れましたが、引受緩和型の生命保険でも病気での入院保障の保険代が高額になるので加入も難しいです。 安心して治療を受けられるように、福祉医療で入院費も対象にして欲しいと強く要望します。 長野市在住　N.O（当事者）